横浜市の中でもまだ歴史が浅い学童クラブです。常盤台小学校・仏向小学校・星川小学校から児童を受け入れている学童保育(放課後学童クラブ)です。
班ごとにおやつの準備や片付け、毎日のカリキュラムを共にし、1年生から6年生まで、ワイワイと第二の家庭としてくつろいで生活しています。
1.全国の学童保育
学童保育は働く保護者の要望と取り組みによって始められました。その後、学童保育は自治体の事業として引き継がれ、放課後児童健全育成事業として日本各地で実施されています。現在、その多くは法律(児童福祉法、社会福祉法)に基づいて開設・運営され、国からも補助金が支給されています。全国の自治体において23,979ヶ所で、130万5,420人以上の児童(2020年5月・全国学童保育連絡協議会 調べ*)が学童クラブに通っています。全国的には、公設公営、運営委員会、保護者会など様々な形態でその運営が独自に行われています。
2.横浜の学童保育
横浜の学童保育は1963年から始まり、50年以上の歴史があります。横浜市においては、学童保育事業は青少年の健全育成の一環として取り扱われ、2006年度より委託事業から補助事業へと変わりました。
現在、ときわ学童クラブも含めて学童保育=放課後児童クラブは、横浜市の「放課後児童健全育成事業」による補助事業として、地域の運営委員の皆さん、保護者、指導員などによって運営されています。
3.ときわ学童クラブの沿革
<沿革>
1990-2002年頃まで
常盤台で学童クラブが無いために設立運動および各町内会、横浜市学童保育連絡協議会(市連協)および近隣学童クラブに設立支援を要請していました。当時は、峯学童クラブ等に通所する児童がいましたが遠距離のため、早期退所、転居等問題を抱えていました。
2003年
当時の保護者と連協ブロックによる区との懇談会において、常盤台地区での学童クラブ設立運動の紹介と協力を区に依頼しました。また和田町町内会長、副会長の尽力で学童クラブ開設場所として宮野ビルが紹介されました。
市に対して学童クラブ設立の申請を行うとともに、市連協、連協保土ヶ谷ブロックからは区懇談会覚書を根拠としてときわ学童クラブ設立の申し入れを行いました。
2004年
1月入会者募集と委託申請に向けて準備会を開始し、2月区役所にて正式な運営委員会が発足しました。同月横浜市からの事業委託正式受理をうけ2月21日に第1回入会説明会を和田町町内会館にて実施しました。その結果、4月ときわ学童クラブ(和田町2-5-9宮野ビル4階)は新入児童26名にて学童保育活動を開始しました。
開設にあたっては、近隣学童クラブおよび保護者より棚、机、ロッカーなどの備品供給を受けるとともに、指導員採用について峯学童、帷子学童両クラブでの面接、紹介、実習等、数々の便宜を受けました。また、当ビルオーナーの学童クラブに対するご理解により、様々なご協力を受けています。
このように、ときわ学童クラブは、長い期間にわたる保護者の署名活動や設立運動および近隣学童クラブ・連協・近隣町内会の協力をうけ、ようやく開設、活動を始めた17年目のクラブです。
2020年
保土ケ谷区和田1丁目12−14 不二屋ビル 2F に移転しました。
2020年
2021年4月現在、36名の生徒が在籍しています。